ベルギーのタンゴマラソンに参加してきました♪

selective focus photography of pink cherry blossom flower

春爛漫で気分ウキウキの今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。

今から遥か昔、去年12月のベルギー遠征の話をしよう。

#年越しブログ

12月上旬にベルギーの首都ブリュッセルで開催されたタンゴマラソン「La Cita de Los Amigos 」に参加してきました♪

ドバイでのお楽しみ

出発早々、飛行機が6時間遅れ。トランジットのドバイで時間をどう過ごすか悩んだ末、空港ホテルでシャワーを浴びてリフレッシュ。

その後は日本では見かけない特大ジョッキのビールとつまみでお腹も心も満腹。もはや目的地についたようにリラックス。

#もうドバイでいいんじゃないか 

階段と玄関ドアに悪戦苦闘

今回は民泊を利用。エレベータなしの最上階五階までの狭い螺旋階段。日が経つにつれ登り降りがキツくなる。目が回る。そして開け方に癖のある玄関ドア。最初20分ほど格闘して、閉め出されたギリシャの思い出がよみがえる。

#体当たりで開け閉めするドア

地元ミロンガへ

到着した日の夜から毎晩、地元で開催されるミロンガへと出かけた。日が経つにつれ、顔見知りが増えて現地で有名なDJとも親しくなる。どこのミロンガも温かく迎え入れてくれた。

酔っ払いグルメツアー

ベルギーのグルメとして有名なビール、ワッフル、ムール貝、チョコレート、フライドポテト。これらを試食できるグルメツアーに参加。

いくつかの老舗バーを巡る今回のツアー。後半になってくると参加者が酔っ払いカオス状態にw

私は一緒に参加した年配ご婦人たちに囲まれ、にぎやかな宴の時間を過ごす。

地元の食堂と市内観光

食事は宿近くに美味しいベルギー料理を提供する食堂を発見。滞在中は何回も通う。

カニクリームコロッケや牛の黒ビール煮込みなど、ベルギー料理は私の口によく合った。もちろんビールも♪

美術館や博物館もいくつか訪れる。その中でもマグリッド美術館は特にお気に入り。彼の遊び心がたまらない。

市内中心部にある小便小僧にもごあいさつ。小便小僧の故郷がベルギーだということを初めて知る。彼は毎日着せ替えられていた。

#火事を小便で消した英雄 #女性には不評

雰囲気抜群のタンゴマラソン

マラソン会場は教会をイベント施設へとリフォームした建物で、雰囲気が最高だった。

ヨーロッパ中から 250名ほどの熟練たちが集った今回のマラソン。音楽性や間の取り方、表現など学びが多かった。

そして今回のマラソンの特筆すべきはベルギービール飲み放題だったこと!今までのマラソンでは水などは無料でアルコール類は有料が多かった。

おかげさまで「飲む→踊る→飲む→踊る」の無限ループ。

#何杯飲んだかわからない #羽が生えたわ

旅の終わり

最終日は部屋でゆっくり過ごし、お気に入りの食堂で食事をとる。

夜は最後のミロンガへと出かけ、滞在中に仲良くなった年配紳士とベルギービールで乾杯しながらタンゴについて語り合う。

ベルギーはこれまで行ったヨーロッパの国の中でもお気に入り。またいつか訪問したい国となった。

今回の旅で得た経験を活かして、今後も積極的に人と交流し、新しい発見や感動を求めて旅を続けたいと思う。

世界を旅するタンゴダンサー

Kentaro

台湾のタンゴマラソンへ♪

突然の吹雪に慌てる夏タイヤの皆様、いかがお過ごしでしょうか。

#ついに来た冬タイヤ活躍の時

昨年の10月27日から10月31日まで台湾で開催されたタンゴマラソン「Taipei Tango Weekend」に参加してきました♪

今回で4回目の台湾。気候は日本より少し蒸し暑い感じでした。

台湾は日本から近いせいか、日本からの参加者も20人ほど。初めての海外マラソンとして台湾はオススメです♪

片道4時間のフライトはヨーロッパ路線と比べると「もう着いたの!?」レベル。

#修行のヨーロッパ路線 

身体を通して会話するように踊るアルゼンチンタンゴ。それは言葉が未熟でも海外の人と交流できる第二のパスポート。

友人がひとりその国にいるだけで、その国の見方が変わる。みんながタンゴを踊れば世界は平和になるかも、海外の友人たちとそんな会話になったりします。

タンゴを通して、国境と世代を越えてお互いを思いやる気持ちが生まれ、世の中が少しでも良い方向へと流れますように。

平和を願うタンゴダンサー Kentaro


(追記)

台湾に行ったら必ず食べたい魯肉飯♪

お気に入りのお店はこちら↓

https://maps.app.goo.gl/C6HSYDp2pYgEs3jA6

色々な場所で食べましたが、こちらが今のところベストです。まだ食していない小籠包は次回の裏ミッションに♪

ギリシャのタンゴマラソンに参加してきました♪

キンモクセイの香りに鼻が喜ぶ今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。

9月3日から9月13日まで、ギリシャで開催されたタンゴマラソン(Los Higos Tango Marathon)に参加してきました。

今回はまずアテネを訪れ、現地のミロンガ(アルゼンチンタンゴのパーティー)を堪能。屋上テラスでの開催で夜風が心地良かったです。

#タンゴにはお酒がよく似合う

アテネでの滞在を楽しんだ後は、いよいよマラソン開催地の地方都市カラマタへ移動。

今回のタンゴマラソンは小さな海沿いの村での開催。イベント開催中は村の人口よりマラソン参加者が多い状態にw

ヨーロッパで著名なプロたちが数多く参加しており(アジア人は私を含めて2名のみ!)、過去に参加したタンゴマラソンの中で最もレベルの高いイベントでした。動画はこちらから。

# またしても日本代表 

宿へ帰ったら着替えも中途半端に溶けるように寝てしまい、足がつって目覚めるというタンゴマラソンらしい日々を過ごしていました。

イベント合間は目の前に広がる美しい海を眺めながらリラックス。

そこは村の人たちの社交場であり、ひとりのご婦人に「日本人に初めて会ったわ。アテネならまだしも、こんなところまで日本からよく来たわね❤️」と話しかけられる。

#私もそう思う #ここでも日本代表

なぜこうまでして海外、特にヨーロッパへ出かけるのだろう。主な理由はこうだ⬇️

⚪︎高いレベルに触れ自分に発破をかける
⚪︎自分のコンフォートゾーンからの脱却
⚪︎今やらないと一生できないことがある

自分の気持ちに正直に、直感を信じて、チャンスがあるなら無理してでも食らいつく。失敗もあるけど、それは前進している証拠。挑戦し続ける人生でありたいと思うのです。

また、今回のタンゴマラソンに参加して、自分も将来タンゴマラソンを日本で主催したいと思いました。

世界中からタンゴを愛する者が集う。想像しただけでワクワクします。

#チームメンバー募集中

次の旅まで修行はつづく

世界を旅するタンゴダンサー Kentaro

〈追記〉

今回初めてAirb&bを利用。いわゆる民泊。

ふとした瞬間に鍵はもちろん、携帯と財布も持たず部屋着のまま、オートロックで締め出される。

#まさかのオートロック 

#ドアが古い木製で油断した

別室の人にオーナーと連絡をとってもらうが、「1時間で行くから待っていて❤️」とのお返事。しかし、そこはギリシャ時間。

実際に鍵を開けてくれるまで3時間、村を部屋着で徘徊する不審人物に…。

#ビーチに部屋着でたたずむ私

#人生を考えたわ

スペインに行ってきました!

なんと7ヶ月ぶりのブログ。皆様いかがお過ごしでしょうか。

# 待たせたな

11月29日から12月8日まで、スペインはバルセロナでのタンゴマラソン「Abrazame Tango Marathon」に参加してきました。

実に三年ぶりの海外。毎回ドキドキして、なんでこうまでして海外へいくのかと思いますが、やはり得るものが多いのです。

# 機内泊4泊 #ひさしぶりで忘れ物多数

今回のタンゴマラソンは伝統的なタンゴダンスとカベセオ(目で誘う)などのルールを重視する「エンクエントロ」というジャンルのイベント。

落ち着いた雰囲気でレベルも高く、熟練たちの美しい足捌きと豊かな音楽表現は見ているだけでも楽しかったです。

イベントの合間はバルセロナ観光。多くのガウディ建築は見応えがありました。そして食べ物が美味しい ♪

おかげでいつもは平均5kg痩せる海外遠征もわずか1kg減という新記録を樹立。

#昼から飲む私をお許しください

滞在中にサッカーのワールドカップ日本対スペイン戦があり、日本ではすごい盛り上がりだったようですが、スペインは敗戦したため街はいたって静かでしたw

今回は帰国の際に現地でPCR検査が必要に。一時期、検査を受けるまで長時間並ぶ必要があったというPCR検査場も私が訪れた時はガラ空き… 。検査が必要な国は残り日本ぐらい!?

今回のコロナ禍のようにやりたいことが強制的にできなくなることもあると、やりたいことがある時は多少無理をしてでもやるべきだと実感している今日この頃です。

次の旅まで修行はつづく。

Kentaro

※旅の写真記録はこちらから

ステップより大事なもの。

露天風呂が私を呼んでいる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。

# 外で裸になる心地よさ # 露出狂ではないぞ

パーティーでは自分たちの踊りを周囲に見せようとする踊りよりも、お相手に気持ちを向けた踊りであって欲しい。

ステップが派手で難易度の高いものであるほど、音楽や相手との一体感を得ることは難しくなる。初めて踊る相手にそれらのステップを用いた場合はむしろ暴力に近い。

#踊り場の暴走族

ステップを追い求める気持ちもわかる。YouTube などでプロダンサーが踊っているステップは華やかで魅力的だ。しかし、それはショーであることを忘れてはならない。

ショーは十分なスペースが用意された中で披露される。そして魅せるためにダイナミックなステップやリフト、一般的ではないステップが所々に散りばめられている。

一方、社交の場であるパーティーは多くの参加者とフロアーを共有して踊る。スペースは限られているし、初めて出会った者同士で踊ることも多い。そこで踊られるステップはごく一般的に知られているものだ。

パーティーでは曲と相手、常に変化する周囲のスペースへ対応しながら踊る。そしてその時に大切にして欲しいのが「お互いにとっての心地よさ」である。

相手との心地よさを無視した自己満足や自己表現のダンスは、タコが入っていないタコ焼きのようなものだ。

#とても残念なやつ

お互いを尊重し、相手の体から聞こえてくる声に耳を傾けよう。相手の気持ちを理解するように努めよう。

ステップの数や技術を学ぶ前提として、「相手を思いやるハート」を持っていて欲しい。

そのような気持ちで踊られるペアダンスは、たとえステップの派手さがなくても見ていて美しく愛おしい。

Kentaro

Media Luna Tango Marathon

2019年も終わってしまう前に今年最後のブログ更新!(汗)

10月11日〜10月14日まで都内で開催されたタンゴマラソン「Media Luna Tango Marathon」に参加してきました。懐かしい友人との再会や新しい交流など今回も充実した楽しいひと時を過ごしました。

台風の影響が最も大きかった土曜夜は交通機関が麻痺。会場近くにホテルを取っていた少数の地方とその他大勢の海外参加者は会場に到着しましたが、都内在住者はほぼ参加をあきらめムード。そのせいか国内なのに海外にいるかのような雰囲気でした。

踊りたいと思う曲がかかり、踊りたいと思う相手と目線が交わる。フロアーに歩み出て互いの手をとり静かに踊りだす。音楽が触媒となり徐々に互いの境界が溶け合ってゆく。それは得も言われぬ余韻を後に残し、忘れがたき思い出となる。初めて踊る異国の相手とこの感覚になるとき、タンゴの持つ不思議な魅力が私をとらえて離さない。

次の旅まで修行はつづく。

Kentaro

ロシア・タンゴマラソン

ようやく涼しくなってきたこの頃。ブログUPの時期ですね。

7月17日から7月23日までロシアのモスクワで開催されたタンゴマラソンに参加してきました。

今回のフライトはひさしぶりのJAL。やはり日系の航空会社のサービスは素晴らしい。珍しく機内食まで食べてしまう。そしてわずか10時間の飛行時間!直行便最高です。😭

滞在中のモスクワ印象は?

◯地下鉄

まるで宇宙基地のような美しいプラットホーム。大江戸線も顔負けの深さ。エスカレーターがシンガポールに次ぐ高速度。みんな歩くの速い。車両のドアがものすごい勢いで閉まる。😅

時々バレエやコンサートも催されるそう。素敵でしょうね。

◯天候

一日で変わりすぎです。

晴れ(暑い!)→曇り(寒い!)→雷雨(傘!)→晴れ(&#⭐︎♪%€!)

この夏は天候不順で、現地の友人たちも私たちの短い夏を返して!と言っておりましたw

◯ロシア語

発音が難しい。地下鉄などの英語表記が増え、海外からの旅行者に優しくなったのは去年のサッカー・ワールドカップから。最近すぎるw

@St.Basil’s Cathedral
ロシアといえばこの建物
キノコニョキニョキ
@Bolshoi Theater
ロシアが世界に誇るボリジョイ劇場
バレエ鑑賞は次回の楽しみに♪
@ Cathedral of Christ the Savior
内部は工事中で見れず
これも次回の楽しみに♪
@ Kremlin
クレムリン内の寺院は中国人の団体客でいっぱい
ここでもチャイナパワーが …

今回のタンゴマラソンはロシアで一番おすすめとの前評判。実際、男女ともにレベルが高くとても充実した時間を過ごせました。

会場も雰囲気がよく、いつかまたここに戻ってきたいという気持ちにさせてくれた場所でした。

ロシアはもちろん、東欧系の国々からの参加者が多く、よく言われたのが日本は一生に一度は訪れたい夢の国。私はそんな夢の国から来た日本人でした。

タンゴを通じてよく思うのは、初めて会ったもの同士でもよくこれだけ「分かり合える」なということ。人間、深いところでは一緒なんですね。違って同じ。うーん深い。

次の旅まで修行はつづく。

Kentaro

 

おまけ

@ロシアの国立歴史博物館
他の所蔵品と明らかに違う雰囲気のお宝発見!
これを見つけた時の私の興奮といったら… w

ポルトガル・タンゴマラソン

今日からもう7月。ブログを更新せねば!

ということで5月8日から5月15日までポルトガルのポルトで開催されたタンゴマラソンに参加してきました。

このブログを読まれている方はすでにご存知。そうです、例の狂ったように踊り込むアレですw

今回、行きのフライトが急病人のため人生初の緊急着陸を体験。その後4時間遅れで目的地に到着。疲れましたが、私が到着した翌日からストライキがあり、中には12時間以上空港待機の方もいたとか。日本にいるとストライキへの警戒心がゼロで怖い。

フライト中はポルトガル語の学習。

◯こんにちは

◯ありがとう

◯さようなら

◯ハイ

◯いいえ

◯すみません

◯お会計お願いします

◯1〜10の数字

これだけあれば生きていけるであろうレベル。あとは身振り手振りと笑顔で乗り切ります。

滞在中は午前中からお昼頃までゆっくりと観光し、その後は翌朝までイベント参加というスケジュール。

見事に黄色一色のB級グルメ「フランセジーニャ」。緑ないんかいと思うところが草食系。

美しいレロ書店。ハリー・ポッターの世界観に大きなインスピレーションを与えたといわれる。

ポルト大聖堂。外の日差しが強かったが、中は冷んやりしていて気持ちよかった。

港町らしく海鳥が飛んでいて、幸運という名の爆弾をよく落とす。友人は頭上に直撃弾を…w

ドン・ルイス1世橋。橋の上で受ける風がとても心地よく、しばらく黄昏ていました。

名物エッグタルト。外はサクサク、中はもっちりで美味しかったん♪

今回のタンゴマラソンの参加者は40カ国250人。強者たちが集うその場のエネルギーレベルの高さに武者震い。違う星に来たような感覚、たまりません。

踊りの中で深く相手とつながると、自分が全てさらけ出されてしまう。自分をごまかせない。心地よさと怖さの同居。自分の弱いところも含めて相手と真摯に向きあう。それが今の自分なのだから。ありのままでいることの大切さを感じた旅でした。

次の旅まで修行はつづく

Kentaro

 

おまけ

帰りの飛行機は幸運にもエコノミー4席のフルフラットシートを確保。疲れもあり、離陸後すぐに爆睡。長距離フライトもあっという間で、帰国後の疲れ方が全然違いました。日頃の行いは大事ですw

蔵ミロンガ

4月21日に開催された蔵ミロンガ(アルゼンチンタンゴのパーティー)はおかげさまで盛会に終えることができました。県外からも多くの方にお越しいただき、関係者の皆様には感謝申し上げます。

蔵という非日常空間でのアルゼンチンタンゴ。これからも魅力的なイベントをご用意してお待ちしております。

次回開催は2020年4月19日(日)。生演奏で踊れるかも!?お楽しみに♪