スイカにかぶりつき夏休みを実感する今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。
#タネを飛ばしたい #永遠の少年
先日、7名の方がパーティー・デビューをスタジオで開催されたアルゼンチンタンゴのパーティーで果たしました。参加者はレッスン歴6ヶ月〜1年の皆様。
普段のレッスンとは異なる環境。最初のころは緊張と戸惑いをみせていましたが、少しずつ踊りだしていくうちに場も和んできました。
「カベセオ」というアイコンタクトを用いたアルゼンチンタンゴの誘い方。最初は恥ずかしくてなかなか相手と目を合わせられませんが、大人の男女の駆け引きゲームだと思って楽しみながらできるようになって欲しいと思います。
#最初は誰でも照れるよね #昔はピュアだった男
カベセオができるようになると映画のワンシーンのような場面を味わえます。
心おどる曲がかかり、踊りたいと思う相手とカベセオが交わる。自分と相手の気持ちが同じことを確かめ、フロアーへと歩み出てお互いの手をとり踊りだす。
男性は周囲との調和をはかりながらも目の前の相手と向き合い、心地よいリードでふたりの世界へとエスコートしていく。女性は相手からのリードを全身で受け、相手が望む動きを叶えながらも「飾り」で自己表現してゆく。
遊びと真剣さの入り混じったひととき。
音楽、そして相手との境界がとけて一体になれた時はなんとも言えない幸福感に包まれます。それを一回でも味わえたら、たとえ踊ったのがその一曲だったとしても幸せな気持ちで満たされ、余韻が思い出として残ります。
今回、デビューを果たした皆様にはさらに経験を積んで成長して、国内外のミロンガへと大きく羽ばたいていって欲しいと思います。
私もその日まで全力でサポートしていきます。
ひな鳥を想う親鳥ダンサー Kentaro