ポルトガル・タンゴマラソン

今日からもう7月。ブログを更新せねば!

ということで5月8日から5月15日までポルトガルのポルトで開催されたタンゴマラソンに参加してきました。

このブログを読まれている方はすでにご存知。そうです、例の狂ったように踊り込むアレですw

今回、行きのフライトが急病人のため人生初の緊急着陸を体験。その後4時間遅れで目的地に到着。疲れましたが、私が到着した翌日からストライキがあり、中には12時間以上空港待機の方もいたとか。日本にいるとストライキへの警戒心がゼロで怖い。

フライト中はポルトガル語の学習。

◯こんにちは

◯ありがとう

◯さようなら

◯ハイ

◯いいえ

◯すみません

◯お会計お願いします

◯1〜10の数字

これだけあれば生きていけるであろうレベル。あとは身振り手振りと笑顔で乗り切ります。

滞在中は午前中からお昼頃までゆっくりと観光し、その後は翌朝までイベント参加というスケジュール。

見事に黄色一色のB級グルメ「フランセジーニャ」。緑ないんかいと思うところが草食系。

美しいレロ書店。ハリー・ポッターの世界観に大きなインスピレーションを与えたといわれる。

ポルト大聖堂。外の日差しが強かったが、中は冷んやりしていて気持ちよかった。

港町らしく海鳥が飛んでいて、幸運という名の爆弾をよく落とす。友人は頭上に直撃弾を…w

ドン・ルイス1世橋。橋の上で受ける風がとても心地よく、しばらく黄昏ていました。

名物エッグタルト。外はサクサク、中はもっちりで美味しかったん♪

今回のタンゴマラソンの参加者は40カ国250人。強者たちが集うその場のエネルギーレベルの高さに武者震い。違う星に来たような感覚、たまりません。

踊りの中で深く相手とつながると、自分が全てさらけ出されてしまう。自分をごまかせない。心地よさと怖さの同居。自分の弱いところも含めて相手と真摯に向きあう。それが今の自分なのだから。ありのままでいることの大切さを感じた旅でした。

次の旅まで修行はつづく

Kentaro

 

おまけ

帰りの飛行機は幸運にもエコノミー4席のフルフラットシートを確保。疲れもあり、離陸後すぐに爆睡。長距離フライトもあっという間で、帰国後の疲れ方が全然違いました。日頃の行いは大事ですw

台湾タンゴマラソン

3月1日から3月4日まで台湾の台北で開催された台湾タンゴマラソンに参加してきました。今回は初めてLCCを利用 ♪

機内持ち込み7kgという制約。

最軽量かつ最大容量のスーツケースをわざわざレンタルし、負けられない戦いが搭乗2日前から始まりました。過去の旅の経験を生かし創意工夫の末、見事ギリギリ規定以内。預け入れはロストバゲージの危険がありますからね。(経験ありw)

機内は足元が広い非常口付近の席を予約したのでゆったり快適でした。この LCCのフライトアテンダントの制服を見ていると、頭の中で宇宙戦艦ヤマトの曲が流れてきます。

いつも思うのですが、機内で誰かが食べているカップラーメンの匂いは犯罪的。機内食は食べないという私の流儀が惑わされましたが、現地での食事をイメージしながら無事に到着。

台北の街は歩いていると香辛料の香りと看板のカオスな感じがこの街の生命力を感じさせます。今回滞在したホテルはフロントがなくビルの指定されたポストに入った鍵を自分で受け取る方式。なんか変だと思ったら意図せず初の民泊。しかもトイレが…。(詳細は個別にw)

今回のイベント会場は日本による台湾統治時代に日本人によって設計された建物。赤レンガと天井の木組みがレトロな雰囲気でとても素敵でした。

マラソンは男女比とメンバーが同じで3日間踊ります(1日約12時間)。台湾、韓国、中国、日本、マレーシア、シンガポールなどアジア近隣諸国を中心に200人ぐらいが参加していました。他国のイベントで友達になった方とも数年ぶりに再会。イベントの合間などは仲良くなった人達と一緒に食事へ。これがワイワイガヤガヤで楽しいのです♪

安くて美味しい食の宝庫と言われている台湾。普段1日2食しか食べない私ですが、滞在中はしっかり3食!なかでも下の写真の魯肉飯(ルーロウファン)は私の大のお気に入りで、ほぼ毎食いただきました。おかげで体重もそれほど減らず、なぜかお肌もプルプルに。(当社比)

期間中いろんな方と踊り込んでいくと、自分の中から新しい表現が生まれてくることがあります。それは自分の奥底から引き出されたものであり、私にとっては宝物。それがたったひとつでも、旅の目的が半分以上達成された気持ちになります。

今回は短期滞在で観光する時間はありませんでしたが、多くの新しい友人ができ、充実した日々を過ごせました。これからは地元のミロンガ参加も積極的に旅の計画に入れていこうと思います。

次の旅まで修行はつづく。

Kentaro

 

 

 

ドイツレポート

今年のことは今年のうちに。(汗)
レポートUPが遅くなりましたが、10月10日から10月16日までドイツのミュンヘンで開催されたMunich City Tango Marathon に参加してきました。
夜にホテルに着き、そのまま地元のミロンガへ。長旅の疲れもタンゴの音楽に身を委ねているだけで、心地よく癒されてゆきます。
今回宿泊したホテルは市内中心部でイベント会場の近くだったのですが、洗面とトイレ、シャワーが部屋になく共同。しかも男女それぞれ一室で別階…。
私は朝起きると髪がライオンキングみたいになるのですが、それを整えるには部屋から出て行かねばならず、廊下ですれ違う人たちの視線が…。このタイプの部屋を予約することは二度とないでしょう。(笑)
翌日は建築と音楽に破滅的浪費を繰り返した「狂王」ルートヴィヒ2世のお城観光へ。お城が市内から遠方だったのでツアーに参加。
訪問先のいたるところで時代の流れか、とある施設のオーディオガイドは中国語30台に対し日本語3台のみ。レストランでは中国語メニューあるも日本語なし。チャイナパワー恐るべし…。
ディズニーのシンデレラ城のモデルにもなったノンシュバンシュタイン城。
リンダーホーフ城。内装が華やかなのはもちろん、遊び心があるのが私のお気に入り。オススメです。
夜は前日のミロンガで知り合った方おすすめのミロンガへ。ミロンガは夜からなので観光をひと通り終えてからも体力があれば旅行先で長〜い1日を楽しめます♪
ミュンヘンといえば白ソーセージとビール。結構飲みました。そして結構食べました。
旅をする時、それぞれの国の習慣やマナーをひと通り学んでから行くのですが、今回特に気をつけたことが「挙手」。
ウェイターやタクシーを呼ぶときなど、つい手のひらを上げたくなりますが、ここドイツではナチスを想起させるということで、逮捕されることもあるそうです。なので人差し指を上げます。(汗)
滞在2日目からイベントに参加。
マラソンはフェスティバルと違い、レッスンやプロのショーがなく、ひたすらいろんな方と踊り込むという特徴があります。有名なプロのカップルも参加しており、とても勉強になりました。
国や文化的背景が大きく異なっていてもタンゴは私たちを結びつけてくれます。わずかなひと時、互いの感覚が交わったときの喜びは一生の思い出となります。
また次の旅まで精進いたします。
Kentaro

プラハタンゴマラソン

プラハタンゴマラソンに参加してきました。
 今回の旅は彼らの故郷フィンランドのヘルシンキ経由でチェコ入り。成田からオーロラツアーの一団と一緒でした。タラップを降りたときの寒かったこと…。
初日はイベントが夜からだったので、それまでは市内観光に。
ヨーロッパの教会にはいつもその規模と内装の豪華さにため息がでます。トラムと地下鉄に乗るのにも大分慣れてきました。今回初めてUberを使ったのですがとても便利です。特にトラムの便数が少なくなる深夜などは重宝しました。
金曜夜から月曜早朝までのタンゴマラソン期間中はひたすら踊りこみ。マラソンに参加するには登録制で、主催者による選別があり、男女比は同じで構成されています。濃い4日間のイベントが終わる頃にはみんなファミリー?
ヨーロッパ各国から集った強者たち。見ているだけでも勉強になりました。マラソン期間中はお昼と夕食が会場で提供され、参加者同士が一緒に食事をとり、親しくなる貴重な機会。他のイベントの情報交換などとても有意義な時間でした。
 
4日間も踊り込んでいくと色々なことが現れてきます。今回も多くの収穫がありました。さらに精進していきたいと思います。
Kentaro