11月9日、当スタジオにて「わたしはタンゴ」上映会と特別ワークショップを開催しました。都内から特別ゲスト講師として「なかやま たけし」先生をお招きし、会員の皆様と共に、タンゴの本質に触れるひと時を過ごしました。
映画が語りかけるタンゴ界の至宝マリア
マリア先生の踊りに込められた哲学や想いを本人の口から語る本映画。実際にマリア先生からご指導を受けた、たけし先生から映画の前後に解説をしていただきました。
#11歳からタバコ #日の光が嫌い #食べるの嫌い #よくここまで生きてきました

ワークショップで体感した「原点回帰」
上映会後の特別ワークショップでは、マリア先生がタンゴダンサーに最も大切にしてほしいと願っていることを、実践を通じて体感していただきました。
シンプルだからこそ見えてくるもの
ワークショップで行ったのは、決して複雑なステップではありません。むしろ、とてもシンプルな動きの繰り返しでした。
- 音楽を感じること
- パートナーを感じること
- 周囲の空間を大切にすること
これらペアダンスの根本を、改めて見つめ直す機会となりました。経験を重ねてきた方ほど、改めてその大切さを感じられたと思います。
華やかさの先にある、本当の豊かさ
タンゴを続けていると、つい華麗なステップや見栄えのする動きに意識が向きがちです。でも今回のワークショップは、そんな私たちに大切なことを思い出させてくれました。
心の持ち方ひとつで、最もシンプルなカミナータ(歩き)でさえも、無限の奥深さを持ち、パートナーとの深い絆を感じられる——参加された皆様も、きっとそんな瞬間を体感されたのではないでしょうか。
これからのタンゴライフに向けて
今回のイベントを通じて、会員の皆様のタンゴへの愛がさらに深まり、日々の練習やミロンガでの踊りがより豊かなものになることを願っています。
タンゴは単なるダンスではなく、人と人との対話であり、音楽との対話であり、そして自分自身との対話でもあります。これからも一緒に、このタンゴの世界を探求していきましょう。
次回のイベントもどうぞお楽しみに♪


