今回は3月下旬から4月上旬まで訪れたドバイ&ブダペスト滞在記です♪
◯アラブ首長国連邦〈ドバイ編〉
ラマダン明けに到着したので、旧市街の市場は活気に満ち、人であふれていました。現地の人が食べているからきっと大丈夫…と衛生面での不安を感じながらも、各種ローカルフードを堪能。

#濡れティッシュ必須
#結局お腹イタタ
滞在中の食事は主にフードデリバリーを活用。配達してくれたお兄さんの笑顔が素敵すぎてチップを弾んでしまう。前回のタンゴマラソンで訪れたバリ島でも素敵な笑顔に出会えたが、日本ではあのような笑顔にあまり出会えない。いったい、あの笑顔は何から生まれるのだろう?
ドバイ滞在の目的であるミロンガは、世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」を背景に望む高級レストランのルーフトップで開催。日中の気温は40度近くあったが、夜はフロアーを風が吹きぬけ、心地よいひとときを過ごす。

現地の方から、ドバイの現状と人口構成(およそ半数がインド・パキスタン出身)について教えてもらう。「母国では仕事がなく、出稼ぎに来ている。ドバイの発展は、彼らのマンパワーによるものだ」という言葉が印象に残る。
たとえどんなに厳しい立場からのスタートであっても、「こうなりたい」という明確なビジョンがあれば、意識も行動も変わっていく。逆に、目指すものがなければ、その場所にとどまり続けることになり、やがてそこがゴールになってしまう。
そんなことを考えさせられたドバイ滞在だった。
#真面目だな自分
◯ハンガリー〈ブダペスト編〉
ドバイから、今回の旅のメインであるタンゴマラソンが開催されるブダペストへ移動。
今回のイベントは完全紹介制のイベントでレベルが高く、ヨーロッパで活躍するプロやタンゴマラソン界の有名人も数多く参加。

ヨーロッパのタンゴはアジアより歴史が長く、男女とも年配の熟練が多い。私が魅了された年配の男性は、シンプルなステップ構成のみでとても豊かな音楽表現で踊っていた。今回も観察と踊り込みから新しい自分に合った動きが生まれる。
#あんなおじさま、アジアにおらんぞ
#これだからマラソンはやめられない
イベント期間中、会場ではブランチが用意され、夕食はグループディナーに混ぜてもらう。英語で聞き取れないことや、自分の考えを上手く伝えられない場面も多々ある。
しかし、自分から飛び込んでいかないと何も生まれない!と自分に言い聞かせて輪の中へ。結果、次回の旅へとつながる有益な情報を得ることができた。
#毎回ドキドキ
#もっと英語がんばる
〈今回の旅を終えて〉
自分がいかに恵まれた環境にいるのか、そしてその環境を活かしきれているのか、そんな問いが心に浮かんだ。
日本に生まれた時点で、世界的に見ればかなりのアドバンテージ。身分制度もなければ、極端な貧困や過酷な労働環境にさらされることもない。
自分の持てる資源と可能性を最大限に活かし、自分がこの人生で何を成し遂げたいのかを真剣に考え、そこに命を注いでいこうと静かに決意する。
#やはり真面目だな自分
次の旅まで修行はつづく
世界を旅するタンゴダンサー
Kentaro